【北区 S様邸リノベ】 金属製外壁材「ガルフォルテ」 (現場レポート)

外壁材は、どんな材料があるのか? スタイリッシュな外観をご希望の場合は、金属製外壁材もお勧めです。

外壁に使える材料はどんなものがあるのか? よく見るのは、窯業系サイディングです。 材質はセメント系の物が多く、表面のパターンと着色で様々な物があります。

ここで、おすすめの外壁材は、「金属製」の外壁材です。 理由は、金属(ガルバリウム鋼板)の耐久性の高さと、軽さです。

改修工事の場合、様々な状況がありますが、耐震補強として、筋違を入れたり、基礎(コンクリート)を追加したりするのが難しい場合が多いです。 新築の場合は外壁の重さも考慮し設計することが出来ますが、改修工事の基本的な施工は「現状に合わせて施工する」事だと思います。 なので、「軽い外壁材」を使用するという事は、理にかなった選択と言えます。

最近では、金属製の外壁材は、見た目がスタイリッシュで人気がとてもあります。 その金属製外壁材の中でも、S様は「ガルフォルテ」という珍しい形状の外壁材を選択されました。

外壁座は縦張りなので、下地となる通気層の胴縁は、横に取り付けます。 その際、下から上へ空気が流れるように、胴縁に溝を付け、空気が流れるようにします。

外壁材が施工され、施工管理者である私の感想は「働き巾が200mm」という狭い間隔のため、最近よく見る立平葺きと比べると、板金材なのに全く波打っていなく、とてもしっかりとした仕上がりだったという事でした。 結構、立平葺きの波打った外観を気にされている方も多いのではないでしょうか?

巾が200mmという短い間隔で形作られている「ガルフォルテ」は、薄い板金材の性質をカバーするので、仕上がりがとても良く、外部足場解体後の全景を見るのが待ち遠しいです!

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