住宅の外壁を
次世代レンガ
メンテナンスフリー

北国の住宅は外壁の耐久性が大事

写真:次世代レンガの家の外壁

住宅の外壁は、雨風や紫外線、排気ガスやほこり、さらには積雪寒冷地北海道・札幌の場合は冬季の寒さによる凍害などのリスクもあります。

その結果、例えば一般的なサイディングでは塗装の剥がれ、浮き、反り、コーキングの劣化、伝い水による汚れ、下地材の腐れなど、住宅の美観に加え、目に見えない部分で住宅の省エネ性能や建物の耐久性などにも深刻な影響を及ぼす可能性もあります。

新築から10年くらいのタイミングで、外壁の診断と適切な補修、塗装などのメンテナンスなどを行えれば良いですが、そのコストや手間を惜しんだりすると、劣化が進み、メンテナンスが遅れてしまいます。そうなると住宅の外壁リフォームに300万円以上かかる場合もあります。

こうした状況は珍しいことではないので、新築住宅を建てる際に「メンテナンスの負担が少ない外壁材を選びたい」という要望も多いのです。

そこで有力な候補になるのがエコットハウスが推奨する「次世代レンガ」です。レンガそのものが持つ耐候性や、年数を重ねるごとに増す風格などの良さはそのままに、耐震性能と通気性、防水性能などの機能の高い外装材として、ご提案させていただいております。

写真:次世代レンガの家の外観

このページでは、次世代レンガの魅力と経済性の高さのお話をさせていただきます。
なお、

もぜひご参照ください。

時を経て風格、美観を保つレンガ建築

人類の文明発祥とともに造られ、世界中で愛されている建材がレンガです。欧米の『外壁レンガの家(英語圏ではブリック・ベニアと称します)』は、イタリアでは千年、英国・オランダ・ドイツ・フランス等ヨーロッパ圏では500年、アメリカ・カナダでは200年経っても住宅として大切に使用されています。しかもそれらの住宅は、歴史遺産的なものとなり、また、高価な中古住宅として受け継がれています。

写真:旧道庁(赤レンガ)

日本でも幕末時代から建築に取り入れられ、1872年創業の富岡製糸場(群馬県)、1914年開業の東京駅などのほか、北海道内でも1888年建築の北海道庁旧本庁舎(赤れんが)、函館の金森赤レンガ倉庫(1869年)など、100年以上の歴史のあるレンガ積みの建物が現存しています。時を経てなお美しく、強固さを保ちながらもぬくもりを失わないレンガは理想的な外壁材です。

写真:次世代レンガを使用したエコットハウス一覧

エコットハウスはこれまで、約7割のお客様の住宅でレンガの住宅を建てさせていただきました。

  1. 欧米の住宅のように、築年数を経るたびに資産価値が高まる家づくりを望まれる
  2. 将来的に外壁の塗り替え、張り替えなどが必要ないメンテナンスフリーの外壁を望まれる

お客様が多く、加えて

  1. レンガの家は魅力だが、耐震性やコストなどは心配

といったお客様もエコットハウスの次世代レンガの家を選んでいただいています。

次世代レンガの優れた性能

エコットハウスのレンガの家は、従来型のレンガの家とは異なる「次世代レンガ」です。

写真:次世代レンガのサンプル

この写真を参照ください。次世代レンガは、独特の形状をしています。カラーバリエーションも多彩です。

写真:オーバーラップ方式(拡大)

瓦のように重ねて積み上げるオーバーラップ方式です。オーバーラップ方式は、空気を通しますが、火や水はまわりにくい特性があり、壁内部の湿気も放出できるため結露防止や躯体の耐久性向上にも優れています。

図:次世代レンガ建築の設計図

写真:オーバーラップ方式で壁を施工する様子

専用ビスでレンガを柱や間柱などに直接とめていきます。乾式工法なので水を使わず、目地を埋めるコーキングも必要ありません。冬季の施工も支障ありません。

乾式工法とは、施工に水を使用しない工法です。従来のモルタル下地による湿式工法とは違って、ビスにより下地に直接とめて施工します。湿式工法に起こりやすいモルタル下地の乾燥収縮や、建物の揺れによるひび割れもなく目地詰めの必要もありません。水を使わないため乾燥待ちの必要がなく、工期も短くなり、冬季の施工も可能です。

次世代レンガは互い違いに組み合わせて積み上げることで、お互いの摩擦力による定着・安定性を高めます。さらに2段おきにビスどめするため、躯体の支持力がより強くなります。

高い耐震性を実証

次世代レンガは、北海道立北方建築総合研究所・重量外装材製造メーカーほか2社による共同研究で、躯体と次世代レンガに同時に動的外力が作用した時の安全性も検証しています。

実験の概要

2階建て木造断熱パネル構法住宅の北面と東面に次世代レンガを施工し、震動台により躯体を南北方向、南北・上下同時に阪神大震災の加震波をランダムに何度も実施しました。

損傷状況を目視・触診にて確認しました。

当社施工基準により2段おきにビスどめした箇所は終始、次世代レンガに損傷は全くありませんでした。

(6段おきにビスどめした場合は、レンガの1つが浮き出し、加震を続けることで剥落しました)

このことにより、次世代レンガの耐震安全性と正しい施工の重要性が証明されました。

次世代レンガのメリット

  1. 外壁のメンテナンス費用は50年経っても基本的には負担ゼロです。
  2. 外壁レンガの家は、カナダやフィンランド、ロシアなど世界有数の寒冷地でも200年以上の経年変化に耐え、住民の暮らしを守り続けています。寒冷地北海道にも適した外装材です。
  3. レンガの意匠性の高さを上手に生かした屋根・窓・外観デザインを行えば美しい家になります。

エコットハウスのこれまでの施工例
外観一覧

エコットハウスがこれまで施工させていただいた住宅の中からレンガの家の外観写真をセレクトしてみました(全物件ではありません)。

屋根や外壁の美観、耐久性やメンテナンスフリーの家づくりをご提案させていただいた結果、レンガの家をご採用いただけることが多いのです。

レンガの色合い、屋根の形状などもお客様の好みに応じて、いろいろなパターンを選べます。

写真:次世代レンガ事例(1)
写真:次世代レンガ事例(2)
写真:次世代レンガ事例(3)
写真:次世代レンガ事例(4)
写真:次世代レンガ事例(5)
写真:次世代レンガ事例(6)
写真:次世代レンガ事例(7)
写真:次世代レンガ事例(8)
写真:次世代レンガ事例(9)
写真:次世代レンガ事例(10)
写真:次世代レンガ事例(11)
写真:次世代レンガ事例(12)
写真:次世代レンガ事例(13)
写真:次世代レンガ事例(14)
写真:次世代レンガ事例(15)
写真:次世代レンガ事例(16)
写真:次世代レンガ事例(17)
写真:次世代レンガ事例(18)
写真:次世代レンガ事例(19)
写真:次世代レンガ事例(20)