【南区 Hさま邸】断熱と気密の話(現場レポート)

Hさま邸は先週、構造検査も済んだので、これから内部工事が進んでいきます。

外壁にかかるコンセントや設備機器用のスリーブ(外に通す配管などの穴です)は、特に気密性に直結する工程です。気密フィルムに隙間のないように丁寧に留めます。

エコットハウスでは北海道独自の資格制度、BIS-E(※)を取得した者が施工にあたります。

もちろん、パッシブ換気の要となる給気口も、しっかりと気密をとっています。

※BIS/BIS-Eとは、”北国にふさわしい温熱環境要件を備えた住宅等の普及をはかるため、北海道が独自に創設した資格制度により認定、登録している技術者のことで、(一社)北海道建築技術協会が養成講習、認定試験、登録を実施しています。

BIS資格者は、産学官の連携のもと、北海道が1988年から開発普及に取り組む「北方型住宅」を設計・建設するために必要な技術者の専門資格として制度化され、30年以上の歴史があります。また、北海道が登録・公開する優良な住宅事業者「きた住まいるメンバー」の登録制度においては、住宅設計事業者ではBIS若しくはBIS-Mの有資格者が所属すること、住宅建設事業者ではBIS-E若しくはBIS-Mの有資格者が所属することが要件の1つとなるなど、道内の住宅技術者が持つべき資格として、特に重要な資格です。”

一般社団法人北海道建築技術協会 ホームページ「BIS/BISーEとは」より引用

高断熱高気密のうち、断熱性能についての比較や問い合わせはよく伺いますが、気密性にもぜひ注目して頂きたいです。

エコットハウスの高断熱高気密についてはこちらで詳しく書かれています。【高断熱高気密(1メートル断熱トリプル)

個別現場レポート「札幌市 南区 Hさま邸」