江別市 S様邸【設計監理:山之内建築研究所様】 基礎の立ち上がりコンクリート打設

山之内建築研究所様の設計・監理の江別市S様では、型枠組を行ないました。

立上り部分の型枠を組むため、まずはベース部分の型枠を解体します。 家を支えるベースコンクリートが見えてきました。 満足できる打ち上りです!

次は型枠組です。 構造体となるブロックがのる基礎の立ち上がりコンクリートを作るために、枠を組みます。 基礎断熱なので、外周部には、断熱材を貼り付けます。 昔の家は1階の床に断熱材を入れていましたが、最近では「基礎断熱」という技術で、基礎部分に断熱材をつけることが多くなりました。 この工法により、居住空間となる1階の床下は、断熱された温かい空間となります。 床下が温かいと外気にさらされない床も温かくなりますね!

コンクリート打設前には、施工管理者、設計監理者で型枠と断熱材の検査します。 山之内建築研究所様の立ち合いで、検査を行いました。 その後は、ブロック部分の中に電気配線をするために「CD管(シーディーカン)」という筒を入れます。 「補強コンクリートブロック造」なので、基礎工事の段階で電気配線の計画をしています。

いよいよ、立ち上がりコンクリートの打設となります。 必要な強度と打設する時期を考慮し、コンクリートの配合を山之内建築研究所様と打ち合わせをしました。 最近は天候・気温も変わりやすかったのですが、打設当日は、晴天となりました! この時は、本当に「ほっ」としました(笑)

基礎の天端は水平にするため、コテで平らにします。 次工程でブロックを積み上げるので、精度が求められます。 小さなコテで確実に、丁寧に、正確に押えます。

コンクリート打設後は、初期強度が出るまでこの状態を保ちます。 次週は、型枠解体・埋め戻しとなり、基礎工事最後のコンクリートとなる土間コンクリートのための段取りに入ります。 基礎工事もいよいよ終盤をむかえます。 埋め戻しには再度、重機を使用しますので、声掛け運動をしっかりと行い、周囲確認の徹底で工事を行っていきます。

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