札幌市 豊平区月寒 S様邸 基礎の鉄筋組

豊平区の月寒S様邸では基礎の鉄筋組を行いました。住宅を支える基礎は鉄筋コンクリートでできていて、コンクリートは圧縮力に優れ、鉄筋は引っ張り力に優れているので、それぞれの特徴が合わさり強度が出ます。

基礎の形状はいろいろあるのですが、松浦建設の基礎は、布基礎(ぬのぎそ)と呼ばれているものを採用しています。断面の形はT型になります。コンクリートを入れる前にしっかりと鉄筋を組まなければなりません。

鉄筋の施工管理ポイントは、鉄筋の種類、径、間隔、補強などいろいろあります。赤いマークのカ所は直径13mmの鉄筋で、青いマークは直径10mmの鉄筋です。その間隔は25cmで田の字にくみます。

コンクリートを入れる前には、図面通りの基礎になるのかを型枠の寸法を測り確認します。ベースの巾以外も、厚み、被り厚さ(かぶりあつさ)もしっかりチェックし写真などで記録します。

さらに排水管などで、基礎を貫通する部分には大きさによっては、補強筋をいれます。短い塩ビ管の周りに取り付けられているのが補強筋です。

最後には第三者機関で検査を行います。検査員さんも良く確認します。作業者・現場管理者・検査員の3人により確認した配筋は、検査の結果、適合となりました。

この後は、ベースコンクリートを打設し、立ち上がり部分の型枠組を行います。