「富谷洋介建築設計」様の設計・監理の札幌市中央区S様邸では、いよいよ住宅の顔である外壁工事を開始しました。
S様邸の外壁の種類は多く、金属サイディング3種類、板金成形材による外壁、木板張りがあり、合計5種類の外壁材を使い分けます。 最初に施工したのは、ファサード(建築物正面のデザインの事、つまり「家の顔」です)の板金成形材による横葺きです。 連窓がデザインされていて、もっとも意匠的に大切な部分で、設計者と施工業者と施工管理者である私で、現地を見ながら、細かい所までしっかりと打ち合わせをしました。
窓の上下には、板金による役物を取付け、水平ラインを強調しています。 いつも、ご紹介している凄腕板金業者による施工で、ピタピタと納まり、細かい所まできっちりキレッキレな仕上がりです! サッシ間の平板とKスパン・窓上下など、全て板金納めで、統一したハイレベルの品質となっています。
内部の方は、間仕切りの木下地工事を行いました。 いよいよ部屋という空間が把握できるようになりました。 お施主様にとって、とても気になる所だと思います。
天井下地も並行して施工しています。 室内にいると、「この部屋での生活」がイメージできるようになりました。
S様邸は、リビング・ダイニング・キッチンが二階にあります。 札幌の街並みを見る事ができるリビングの床には床暖パネルを設置しています。
S様邸は12月に完成します。 冬に引き渡しとなるので、暖かいリビングから見える、札幌市の街並みと、その時うっすら積もっているであろう雪景色を背景にお引き渡しできると思うと、このリビングの床暖パネルがとても頼もしく感じますね!
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個別現場レポート→「札幌市中央区S様邸」