札幌市中央区 S様邸【設計監理:富谷洋介建築設計様】立ち上がりCON打ち上り状況

富谷洋介建築設計」様の設計・監理の札幌市中央区S様邸では、立ち上がりコンクリート部分の型枠解体を行いました。 コンクリートはセメントと水の水和反応(化学反応)により、強度がでてくる構造体のため、コンクリートを流し込んでから、数日、養生期間を経て、型枠解体を行います。

今回ご紹介するのは、コンクリートの打ち上り状況です。 この施工管理項目は、近年で普及している基礎断熱材打ち込みの工法だと断熱材しか見えなく、コンクリートがどのようになっているか分かりにくいのですが、同じように施工したコンクリート打ち放しの塀だったり、内部の間仕切り部分のコンクリートの状況は確認できます。

S様邸の基礎部分のコンクリートは非常にきれいに施工できました! ある程度施工管理経験も必要なのかもしれませんが、私は「上手に施工できた」と感じるのは、型枠解体した状況を見た瞬間に感じます。 整然と整理整頓された現場から、施工者の技量を感じ取れます。

「コンクリート打ち上り確認」は、施工管理者としては、重要な項目です(以前、お世話になったゼネコンでも、この確認は、品質管理項目として、非常に重要でした。)

基礎断熱工法の住宅では、文字通りお基礎断熱材情報も写真で記録が必要です。 断熱材打ち込みで立ち上がりコンクリートを打設する場合は、型枠組の時にその状況は把握していますが、その外側にコンパネで型枠を組むため、施工記録としては、今回の写真になります。

立ち上がりコンクリートは、その基礎仕上がり天端の高さが施工管理ポイントです。 この水平レベル管理がなかなか難易度が高く、今後の工程では、基礎天端レベルを一階床レベル(1FL)と調整するのが、施工管理者の腕の見せ(魅せ)所なのかと思います!

 

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