製作ストーリー

地域のみんなで助け合い元気を取り戻したい

モデルハウスを計画したのは、ちょうど新型コロナウィルスが流行り始めてから1年後という時期です。 新型コロナウィルスへの恐怖と不安により、人々は多大なストレスを感じ、経済も打撃を受けていました。 企業や業種を越えて協力し合って、元気を取り戻したいという思いを形にする事を目標に、このモデルハウスの企画がはじまりました。

「北のブランド」認証企業への呼びかけ

この「北のブランドの家」モデルハウスでは、地域ですぐれた商品を作っている企業と協力し、「北のブランド」を多くの人に知ってもらい地域の発展を考えています。 「地産地消」を実践するためには、まずは、地域の良い商品をより多くの人に知ってもらうため、「北のブランド」認証企業へ呼びかけ、多くの企業の皆さまにご協力を頂けました。

地産地消は「モノ」だけではない

北海道で開発され、生産された商品のみならず、ここで生まれた技術、人材をたくさん取り入れる事を考えました。 北海道には道が独自に創設した「断熱」「気密」「換気」「暖房」に関する知識と技能を有する技術者を認定する「BIS認定制度」があり、北海道で教育された技術者たちを集めました。 多くの技術者が設計と施工に携わって、工事が開始されました。

神は細部に宿る・・・。

20世紀の建築界の巨匠ミース・ファンデル・ローエの言葉です。 当時の時代背景は、装飾品を取り除いたシンプルなデザインが多かったのですが、その中でも詳細部にも手を抜かないという事です。 「北のブランドの家」モデルハウスでは、施工中も何枚も図面を書きながら、細部にこだわり続けました。

長持ちする事の大切さ

長い年月残っている家には、共通点があります。 それは、耐久性のある構造であり、かつ、美しい事です。 そして、使用する人に愛されていて大事にしてもらっているのも重要です。 北海道のスペシャリストたちが作るモデルハウスが完成し、これから住宅取得を考えている方や、これから建築技術者となっていく若い世代の見本としてもこのモデルハウスを活用し、未来へつなげていきたいという思いです。

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