【北のブランドの家モデルハウス】次世代レンガと外装デザイン(現場レポート)

【北のブランドの家モデルハウス】では、外壁工事を開始しています。 外壁材はもちろん、最もエコットハウスの印象的な見た目といえる北海道で製造されている「次世代レンガ」です。

通常のレンガは、直方体をしていますが、エコットハウスで使用しているのは、オーバーラップ方式で施工する「次世代レンガ」です。 材料の製造は冬季には行っておりませんが、施工自体は水を使わない工法なので冬でも施工が可能です。

この材料は、表面に着色しているのではないので、日光により色あせたりしません。 また、表面は凹凸があり、よく見かける窯業系のサイディングとは表面の陰影が全く異なり、とても豊かな表情が出る素材を生かした外壁材です。 高耐久性という性能も素晴らしいのですが、素材そのものが魅力的な商品です。 モデルハウスでは、さらに木材(羽目板)と板金(立平葺き)の外壁材を組み合わせ、素材の質感をさらに高めたデザインにする予定です。

「北のブランドの家モデルハウス」は、意匠的に良くするため、窓の見せ方にもこだわりました。 図面の赤く囲まれているところです。 隣り合っている窓を一つの大きな窓に見せるという工夫です。 これは「水平連続窓」と言って、近代建築の巨匠たち(フランク・ロイド・ライトやル・コルビュジエなど)が取り入れたデザインです。 さすがに全ての窓には出来なかったのですが、コーナー窓やその他の高さがそろう窓には採用しています。

内部の方では、フロア張りを行ないました。 フロアではありますが、一枚ずつ張る商品で、外壁材と同様にこちらの質感も良いです。 色は「マホガニー」にしました。

「マホガニー」とは木材の名称で、赤身のかかった木目がきれいな材料です。 楽器などでも良く使用されています。 個人的にはこの色味がとても気に入っています。

このマホガニーの床と相性が良いのは、やっぱり金属感のある素材だと思います。 階段はスチール製にし、木製の踏板を取り付ける予定です。 これから頑張って鉄骨階段の施工図作成に取り掛かります!

いつもは、性能重視で数字の多い「北のブランドの家モデルハウス」の現場レポートですが、今回は素材とデザインについてご紹介しました!

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