札幌市 厚別区 N様邸 土間コンクリート打設

札幌市厚別区N様邸では、基礎工事で最後の工程となる土間コンクリートの打設を行ないました。

先週は、立ち上がり部分のコンクリートの打設を行ないました。 今週はコンクリートの初期強度が出るまで養生することで工事を開始しました。 コンクリートの硬化を確認し、型枠を解体しました。 断熱材打ち込みの基礎断熱工法なので、この時点で、断熱材が付いています。

続いて、外部設備配管を終え、埋め戻しへと工事は移行します。 この状態になると、地盤のレベルもきまり、階段などの段差や基礎の立ち上がりの高さなどを確認できる状態になっています。 住宅部分では、外周部に断熱材を敷き、床全面にポリフィルムという防湿のためのシートを敷きます。

いよいよ、基礎工事最後の作業となる土間コンクリート打設です。 面積は広いのですが、立ち上がりコンクリートと比べると施工性が良く、作業は1時間弱で終わります。

コンクリートは非常に重く、ポンプ車を使用しても重労働です。 ちなみにこのポンプ車のホースを持ち、生コンを流し込む役割の人を「先持ち」といいます。 先持ちは、基礎や断熱材に出ている墨に合わせて生コンをすばやく流し込みます。

コンクリートは、流し込んだだけでは平らになりません。 人の手で上から均します。 これは、左官屋さんの仕事です。 私は建設業界にいて、「職人技」と最も感じるのは、コンクリートを平らに押さえる左官屋さんの技術です。 使っているのは誰でも使うことができる金コテです。 この道具で平らにするのは、とても難しく、私がしても、まったく平らになりません! それをものすごいスピードで後戻りなく左官職人は仕上げていきます。

住宅を作るのには専門職が何業種も入ります。 職人たちは、みな、一般人ではまねできない技術を持っています。 次週は、いよいよ、その中でも最も有名な職人の登場です! 木造住宅で職人といえば・・・、やっぱり大工さんですよね! 次工程は、木造建て方となります。 ついに家が建ちます。

個別現場レポート→「札幌市厚別区N様邸