「富谷洋介建築設計」様の設計・監理の札幌市中央区S様邸では、内部工事が完了しました。



構造材の現し部分や、現場造作物も多く、細かい納まり等を設計監理者に随時、確認しながら工事を進めました。 養生を撤去した時、ようやく仕上がりが見えるようになります。 この瞬間は、いつも楽しみです!

二階バルコニーの工事も完了しました。 スッキリとしたデザインの手摺を設置し、天井には道南杉の羽目板を張っています。 「北海道ウッド」の登録業者である、道南の株式会社ハルキ製の商品です。


外壁材は、全部で5種類ありました。 最後の外壁材は、ファサード・玄関廻りに張られた、道南杉の箱目地横張りです。 施工管理ポイントは、この多くの施工業者が入る仕上げ材の場合は、基準(今回は水平レベルがもっとも重要でした)をしっかりと共有する事です。 様々な職人が施工していますが、外壁材の下端は、もちろんピタッとそろっています!

北海道は、いよいよ雪の降る時期になってきています。 気温が下がる前にポーチの土間コンクリートを施工したので、コンクリートはしっかりと硬化し、今では十分な強度が出ています。(コンクリートは水を使用する材料なので、温度管理がとても大切です。)

札幌の街並みを見渡すことができる二階のデッキ部分の外観は「コ」の形状にデザインされています。 現場に行くたびに、私はこの空間がとても大好きです!
施工中の住宅を最初から最後まで見る事ができるのは現場監督だけです。 もちろん、ただ見ているのではなく、自分が家づくりをコントロールをして、最初から最後まで責任をもって施工管理をしています!

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