岩見沢O様邸(設計監理:エスエーデザインオフィス一級建築士事務所様)では、最初の外装材となる板張り工事を開始しました。
外壁材は、その住宅の顔であり、施工管理者の腕の見せ所でもあります。 私が行なった施工管理は、①羽目板の割付け ②換気口などの貫通部と板のバランスを反映 ③サッシ廻りに細い部材が入らないような配慮 ④窓回りの板材の被せ巾の施工指示 ⑤窓台と板材との取り合い部分の納まり(←これが結構、施工者たちが勘違いしてしまい、設計者の意匠通りにならず、やり直すことが多い項目でした。。。)
エスエーデザインオフィス様設計の物件を過去に4棟施工管理し、O様邸で5棟目でしたので、大工さんが変わってもしっかりとポイントを伝えて施工管理する事ができました! 窓回りもきっちり納まっています。
内部の方は、間仕切り壁造作を開始しています。 大工さんは難易度の高いニッチのある壁の造作をしていました。 壁厚が通常と違う部分であり、ニッチ内に取り付ける重量のある物を留め付けるためのビスの長さを考慮し、かつ、あまり壁厚を増やしすぎると、内部建具が納まらなくなるというヶ所なので、設計監理者と施工者と私で「現場で現物を見て現状を把握」して、施工計画を打ち合わせして、施工しました。
O様邸の最初の住設機器となるユニットバスの施工も行いました。 施工性が良いため、ユニットバスは一日で施工完了しますので、意外とご紹介する機会が少ないので、ご紹介します。
在来造作風呂とは異なり、ユニットバスは、木造の壁・天井の内側にLGS(軽量鉄骨)で二重に浴室空間を組みます。 防水性も良く、使う機能性が高く、近年はデザイン性も優れているので、今ではお客様にとても採用していただける商品となっています!
個別現場レポート→「岩見沢市O様邸」
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