「富谷洋介建築設計」様の設計・監理の札幌市中央区S様邸では、木工事が完了し、内装工事を開始しました。

内装仕上げ工事は、文字通り、そのまま仕上がりになる工程です。 この工程では、他の施工業者を重複しないように、塗装工程では、塗装業者のみにするという段取りが必要になります。

塗装工事は、ほこりが舞ってしまうと、仕上がりが良くないので、施工当日は、塗装屋さんのみの施工でした。 ほこりが立たないように静かに、粛々と作業を行い、きれいに塗り終えました!


続いて、住設機器としては主役と言えるキッチン工事です。 クリナップのフルオーダーメイドキッチンで、承認図が13枚もある仕様で、ピタピタと納まるように計画されています。 (床も一段下がっていて、大工さん・キッチン屋さん・床仕上げ屋さん・建材屋さんとも情報を共有しながら、納めました)

その後、壁・天井の仕上げ工事です。 メインはビニールクロス仕上げです。 最初の工程は、パテ処理です。 壁・天井の凹凸をなくすため、パテで盛り付け、やすりで円滑に削ります。




パテによる下地処理の後は、仕上げ材の張り付けです。 今まで、石膏ボードの黄色の空間から、一気に白を基調とした空間に変わっています。 壁・天井の仕上げ材を白系にすると、空間が明かるく広く感じられますね。

S様邸には2階にバルコニーがあります。 こちらも仕上げ材となります。 私の施工確認が夕方だったので、夕日が札幌市街地を照らしている情景を見る事ができました。 夕日は、太陽自体もとても綺麗ですが、その太陽に照らされる街並みも、とても素敵ですね!

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