旭川市のIさま邸では前回、パッシブ排気塔の小屋についてレポートしました。
今回はこの小屋の内部についてレポートします。(下の写真は前回のレポートの写真です)

下地を組んで、配管を通しています。パッシブ換気の効果を最大限にするために、排気の位置を可能な限り高い位置に設計しています。

I様邸は屋根断熱なので、排気塔の小屋の中も断熱・気密施工となるのは前にもレポートで触れましたが、内部もしっかりとグラスウールを入れ、ポリフィルムで気密をとります。排気の管が通る貫通部には気密パッキンを使用しています。

グラスウールはパラマウント硝子工業株式会社製の「太陽SUN」です。続いてグラスウールについてレポートします。

躯体の内側(柱と柱、柱と間柱などの間)にグラスウールを入れていきます。

コンセントやスイッチが付く個所には、気密ボックスを取り付けます。写真の中央にある透明なカバーが気密ボックスです。

住宅瑕疵担保保険のための構造検査も受けました。

次回は外壁についてレポートします!
パッシブ換気、次世代レンガのIさま邸、12月の竣工までお付き合いください。
工事レポート 旭川市 I様邸はこちら→『旭川市 I様邸現場レポート』