札幌市西区 現場監督の自邸 気密工事状況とリビングサッシ

札幌市西区の自邸では、壁にグラスウールを入れ、電気配線工事を終了しましたので、次工程は気密工事となります。

自邸は下屋が多く、一階部分の天井でも外気に触れるヶ所も多いです。 ポリフィルムは壁と天井を連続して張るので、複雑な施工が必要なヶ所も多くありました。

二階建てなので、二階の天井には全てポリフィルムを張っています。 新築であれば構造体のプレカットの時点で、色々とポリフィルムの納まりを考えて下地を追加しますが、自邸では既存住宅の柱をなるべく残しているため、下地の無い所でシートを重ねる場合はテープ処理をしています。

断熱材だけを入れた時はあまり暖かく感じませんでしたが、ポリフィルムにより気密処理をすると、一気に家が暖かくなりました。 これは室内の空気が逃げなくなるためで、気密と断熱はセットで行って初めて効果があるのだと実感しました。 まだ天井の断熱ブローイングをしていないのできちんとした断熱性能は出ていませんが、現状ではビニールハウスみたいな感じで、漏気が少なければ、それだけでも暖かいです。

続いて、天井の石膏ボード張りを進めています。 部屋の広さなどを感じる事ができるようになり、現場に行くのも楽しくなってきました! (ここに住むと思うと、仕事で施工管理をしている時にはあまり意識していなかった「これからの暮らし」を想像できました。 工事が順調に進むのは、うれしいですね。)

自邸では、リビングには一か所しか窓がありません。 換気用の窓・勝手口の窓・光を取り入れるための窓など機能別の窓を集めています。(準防火地域の為、大きな窓を使えないヶ所が多く、全体のデザインに合わせて小さめのサイズを多く使用しています) 背丈の高い方のサッシに合わせて、縦3連の小窓をバランスよく配置しました。 サッシの間は狭くするのではなく、広めにとりガッチリとした見た目にしたいという妻のデザインです。

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