江別市 Y様邸【設計監理:山之内建築研究所様】 臥梁工事を行いました

山之内建築研究所様の設計・監理の江別市Y様では、臥梁(がりょう)の工事が行われました。この臥梁という物は、ブロックの上に乗るコンクリートの梁です。基礎工事時に入れていた鉄筋は、ブロックの中を通り、この臥梁の鉄筋に繋げます。

鉄筋が組みあがりました。今の状態であれば、鉄筋を隅々まで確認することができるので、自主配筋検査を行いました。

続いて、型枠を組みます。コンクリートは流動性があり、ブロックと型枠に隙間があるとブロックを汚してしまうので、仕上げとなるブロック面にはビニールを張って、きっちり養生を行いました。

山之内建築研究所様による配筋・型枠検査状況です。自主検査・設計事務所検査を行いました。

これで、コンリート打設前の準備が整いました。

臥梁の生コンクリートは、工場で製造された製品を現場で確認します。コンクリートの温度、スランプ、空気量、塩化物含有率を確認し、圧縮試験用に円筒の供試体を6本とりました。1週間後と4週間後に強度を確認します。

コンクリートの打設は、高所であるため、慎重に50分かけて行いました。無事、作業が終わり、最後に天端をきっちりコテでならしています。この後は、コンクリートの強度がでるまで、少し養生期間となります。特に梁の下部分の型枠は、設計強度が出るまで残すようにしています。

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